クボタ、アスパラガス栽培ソリューション開発

(株)クボタは8日、(株)ルートレック・ネットワークスと共に、スマート農業技術の導入を推進する長崎県壱岐市とのエンゲージメントパートナー協定を締結した。今後3者が連携し、壱岐市の特産品であるアスパラガスのハウス栽培のスマート化実証を通じて、壱岐市農業はもとより日本農業の活性化への貢献を目指す。協定締結式はクボタ本社で執り行われ、クボタからはイノベーションセンタービジネスインキュベーション部の辻村克志部長が出席し「今回の実証を契機に、壱岐市とより幅広い連携を進めて行きたい」と挨拶した。次に、ルートレック社の佐々木社長は「ハウス内の平畝を高畝にして軽労化を図り、点滴チューブから適量の水と肥料を与えるAI自動潅水施肥システム(ゼロアグリ)を投入、CO2発生も抑えてSDGsにも貢献したい」と意気込みを述べた。白川市長は「若者が希望を持って活き活きと豊かな生活を営むとことができる魅力ある農業の実現を目指し、市の農業販売額100億円を目標とした2030年までの営農振興計画に沿って邁進している。スマート農業を推進する両社との協定は、非常に時機を得たものだ」と期待を寄せた。

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