JAグループ、基本農政確立に向け全国大会
- 2022/10/31
- 行政
- 農機新聞 2022年(令和4年)11月1日付け
JAグループは食料安全保障や持続可能な農業・農村の実現に向け、グループ一体となって取り組む方針の確認と政府・与党への働きかけを行うことを目的に、10月14日、「JAグループ基本農政確立全国大会」を都内で開催した。主催はJA全中と全国農業者農政運動組織連盟。食料安全保障などに関する経済対策の策定や補正予算の編成を前に与党政策責任者らに政策提案を行った。食料安保の強化に向けた大胆な対策の拡充・強化や、麦や大豆、輸入依存穀物などの増産、米粉などの利活用拡大の支援策の推進をはじめ、堆肥・下水汚泥の活用、栽培暦見直しによる生産コスト低減などへの支援拡充も求めた。品目別対策では水田活用直接支払交付金の予算確保、飼料高騰の影響緩和策、施設園芸などの燃油高騰対策の継続・拡充などが挙げられた。