山梨大・小谷教授が「サクランボの自動選果システム」発表~アグリビジネス創出フェア

山梨大学工学部の小谷信司教授が10月26日、アグリビジネス創出フェアのセミナールームで、サクランボのサイズと着色状態により等級を分ける「サクランボの自動選果システム」を発表した。小谷教授の専門はロボット。これまで「スマート農業の実現」で、モモシンクイガの被害果検出システムなどを作成している。小谷教授は、サクランボ栽培の取り巻く環境について、「山梨県のサクランボ生産は山形県、北海道に次ぐ全国3位だが、①農家の高齢化②新規参入農家の離脱―などの要因から人手不足の問題が発生している。20年で生産者数が減少したが、栽培面積は変わっていない。経営面積が2倍になり非常に忙しくなった。このままでは人手不足がさらに進んでしまうということで、ロボットによるサクランボの選果システムを実現目指し開発を始めた」と開発の経緯を説明した。

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