先進機能で農家をサポート、コンバイン

田や畑の収穫時期に活躍するコンバイン。使うのは年間通して数日に限られるが、多大な労力を必要とする収穫作業を大きく効率化・省力化できる機械としてなくてはならないものになっている。現在では10アールあたり労働時間は手作業に比べ20分の1ほどにも短縮されている。近年では担い手農家への農地集約が進み、生産性向上や生産コスト低減に向け、作業能率やメンテナンス性、耐久性への要望も高まっているほか、GPSやICT機能を付加し、スマート農業に対応したものも。また一方では狭くて複雑な地形のほ場が多い日本では、使いやすいコンパクトな機種やバインダーなどの需要も高い。ここではバリエーションも豊富な収穫機の動向をみてみる。

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