旭陽工業、「スイングマーカー」開発

旭陽工業(株)は、乗用トラクタでうね立て作業を進めながら、同時に次条の目印を鮮明に付けていく「スイングマーカー」を開発した。野菜作の大区画圃場への集約化が各地で進み、トラクタでの「うね立て整形作業」「播種作業」など、精密な整形作業のニーズが高まっている中、従来のマーカーでは土質や揚土作業の条件によってマーキング跡が不鮮明になることがあり、マーカーのセッティングや取り扱いに多くの生産者が不満と改良要望を抱いている事がわかった。そこで、同社は生産者の声に真摯に耳を傾け、「鮮明なマーキング跡を残し、マーキング作業をより早く正確に」を目指して本格的なマーカーの開発に取り組み、新商品「スイングマーカー」として6月から発売する運びとなった。新商品は、マーカーロッドにスイング機能を付加したことでトラクタの動きに追従し、起伏のあるほ場でもハッキリしたマーキングが可能。

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