クボタ、飯田顧問が展示会で講演

(株)クボタの特別技術顧問である飯田聡氏が13日、千葉市の幕張メッセで開催された「第11回農業Week」内で行われた特別講演において、「クボタの見据えるスマート農業の未来と市場戦略」と題して講演した。コロナ禍の中でも多数の来場者が聴講に訪れた。飯田氏は最初に、日本農業の課題として、日本農業は就労者の高齢化・離農による減少が進みつつある中で、10ha以上の担い手農家が増加、また行政は農地バンクなどの施策により規模拡大による生産性の向上を推進している―とその現状を説明した。その上で労働力不足などの諸問題を抱えながらも(1)儲かる魅力的なビジネスへの転換(2)重労働からの解放、働き方改革による若者参入の推進(3)中山間地を含め農村の活性化を図り農業の多面的な機能を維持(4)環境負荷の低減(5)気象変動に強い持続的な農業の実現―を図っていかなくてはならないとし、その課題を解決していくのがスマート農業であるとした。

最近の投稿

web版ログインページ

新農林社の出版物

週刊「農機新聞」

月刊「機械化農業」

「農業機械年鑑」

「農機商工業信用録」

「農機価格ガイド」

「AMA」

ページ上部へ戻る