令和４年度陸用内燃機関の出荷及び海外生産状況

（一社）日本陸用内燃機関協会はこのほど、令和4年4月～令和5年3月までの陸用内燃機関（ガソリン、ディーゼル、ガスエンジン）の販売経路別･需要部門別の出荷台数実績について（会員計17社）、また海外生産拠点における陸用内燃機関の生産台数とその仕向け先情報について（会員計14社）、各社からの申告をもとに集計し公表した。◇販売経路別出荷＝令和4年度のガソリンエンジンの販売経路別出荷状況は、国内･輸出を合わせた自家用が143万5千台、国内OEMまたは国内最終需要者に出荷される直売は65万3千台、単体輸出は23万2千台で、総合計では232万台（前年比93･3％）となった。比率を見ると、自家用61･9％、直売28･2％、単体輸出10･0％となっている。これらの出荷の内、輸入エンジンは48万2千台で、全体の20･8％を占めている。ディーゼルエンジンの販売経路別出荷は、国内･輸出を合わせた自家用が51万5千台、国内OEMまたは国内最終需要者に出荷される直売は22万8千台、単体輸出は99万5千台で、総合計で173万9千台（前年比97･4％）となった。比率を見ると、自家用29･6％、直売13･1％、単体輸出57･2％となっている。これらの出荷の内、輸入エンジンは4万1千台で、全体の2･3％である。