NTT東ら、トマト栽培・遠隔指導の実証の報告会

東日本電信電話(株)(NTT東日本)と、NTT東日本グループで農業ICT分野・食農分野の専業会社の(株)NTTアグリテクノロジーは、2020年に締結した連携協定に基づき、(公財)東京都農林振興財団とともに、東京都調布市のNTT東日本研修センタ内にローカル5G、4kカメラ、スマートグラスを活用したトマトの実証ハウスを設置。農作業支援の実証試験を行っている。トマト栽培も3作目となり、良好な結果も出てきたことから12月20日、実施状況報告会を行った。報告を行ったNTT東日本経営企画部営業戦略推進室の中西雄大担当課長によると、収量は10アール当たり15t・糖度3~5度を栽培の目安としていたが、実証では同31t・糖度5~6度と目標を大きく上回る結果に。この結果により、未経験者でも安心して就農でき、生産者も新品種など新たな挑戦ができる可能性が示された。

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