三洋化成工業、生分解性の肥料被覆資材
- 2022/12/12
- 技術
- 農機新聞 2022年(令和4年)12月13日付け
三洋化成工業(株)(京都市・樋口章憲社長)は、食用に適さない米(非食用米)で作られた生分解性プラスチック「ネオリザ」を活用した肥料被覆材を開発した。従来の緩効性肥料で問題となっている、非生分解性プラスチックの河川流出による海洋プラスチック汚染対策の一つのソリューションとして期待される。三洋化成は、自動車から医療まで幅広い分野で利用され、持続可能な社会の実現に資する機能化学品を開発しており、近年はアグリ・ニュートリション事業にも注力する企業。