【投稿】ネイチャーテクノロジーの手法と革新的な農業機器開発への応用~農学での応用可能性①~京都大学大学院・橘 悟
- 2022/9/20
- 技術, 話題
- 農機新聞 2022年(令和4年)9月20日付け
前回は分野の考え方や手法について解説した。さて、農業・農学分野ではどのようなアイデアが提案できるだろうか。2回にわたっていくつかの例を提示しようと思う。農業といっても実際は機械を使う場面も多く、検査ではロボットや各種センサーなども使用する。近年ではスマート農業等が注目されており、データサイエンスも活用されている。ネイチャーテクノロジー活用の対象となる「モノ」は工学や化学から情報学やサービスまで非常に多岐にわたるので、様々な分野によって成り立っている農業には大きな応用可能性があると確信している。