中越パルプ工業、セルロースナノファイバーで葉面感染を抑制

中越パルプ工業(株)(以下、中越パルプ)と丸紅(株)は、中越パルプが製造するACCセルロースナノファイバー「nanoforest」を使った新たな農業資材で、病原菌の侵入から植物の葉表面を守る物理的防除資材「nanoforest ―S【アグリ】」の法人向け試験販売を開始した。この製品は、農林水産省が策定する「みどりの食料システム戦略」で推進する総合的病害虫・雑草管理(IPM)の「物理的防除」に対応した新しい農業資材。「nanoforest ―S【アグリ】」は植物葉面に散布することで微細なセルロース繊維の網(防菌ネット)が葉表面を覆う。この〝マスク効果〟で病原菌の侵入を物理的に予防するだけでなく、「両親媒性」により、葉面を親水性にすることで、病原菌に葉表面であることを認識させない〝カモフラージュ効果〟も。この2つの機能により葉内部への病原菌の侵入を防ぎ、病害の感染を抑制する。

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