農研機構、AIで混播草地のマメ科牧草を把握
- 2022/6/20
- 技術
- 農機新聞 2022年(令和4年)6月21日付け
農研機構はこのほど、(株)バンダイナムコ研究所と共同で、ドローンとAIを用い、イネ科の牧草とマメ科の牧草が混播(こんぱ)された牧草地において、マメ科牧草がどのくらい地表面を覆っているか(被度)を簡便に推定できる手法を開発した。人手による手作業での解析に比べ、約5000分の1の時間で被度を高精度に評価可能。このスマート植生評価法の開発で、牧草地の局所的な施肥など精密な草地管理、混播に適したマメ科牧草の品種開発の進展が期待される。