生態工学会、ゲノム編集でシンポ
- 2022/4/4
- 技術
- 農機新聞 2022年(令和4年)4月5日付け
生態工学会(船田良会長)は3月18日、「食の最新技術、ゲノム編集食品は未来の食卓を変える」をテーマにオンラインシンポジウムを開催し、「植物オルガネラゲノム編集技術」「GABA高蓄積ゲノム編集トマト」「ゲノム編集育種によるオンデマンドの魚の作製」の3つの研究開発について講演を行った。玉川大学農学部生産農学科教授の肥塚信也氏は「植物オルガネラゲノム編集技術の開発と展望」と題して講演。つくば機能植物イノベーション研究センターのセンター長で、筑波大学生命環境系教授の江面浩氏は、GABA高蓄積トマトの開発から上市に至る取り組みについて説明。京都大学大学院農学研究科の木下政人准教授は、ゲノム編集で養殖魚の品種を作製する取り組みとして、可食部の多いマダイをつくるゲノム編集について解説。