循環型社会に貢献、樹木粉砕機
- 2022/1/31
- 特集
- 農機新聞 2022年(令和4年)2月1日付け
人と自然、環境との関係を見直す動きが加速している。森林整備や里地里山の保全などは、かつては人が手を加えることで形成維持されてきた。だが、農林水産業の担い手の減少などさまざまな変化の中で森林や里地里山の荒廃は大きくなってきている。近年では竹や笹の侵入も問題視されている。また、CO2排出実質ゼロを目指す「ゼロエミッション」、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる「カーボンニュートラル」という言葉や取り組みも浸透してきた中で、循環型社会の実現も一層クローズアップされてきた。こうした中、剪定枝の処理などに利用される樹木粉砕機もさまざまな場面で利用されてきている。