農林水産技術会議、2021年農業技術10大ニュース

農林水産技術会議はこのほど、2021年農業技術10大ニュースを選定し公表した。この1年間に新聞記事となった、民間企業、大学、公立試験研究機関、国立研究開発法人の農林水産研究成果のうち、内容に優れ社会的関心が高いと考えられる成果10課題を、農業関係専門紙誌など29の加盟社からなる農業技術クラブ加盟会員からの投票により選定たもので、もっとも投票数の多かったニュース(トピック①)は「サツマイモ基腐病をすばやく診断!―病原菌を最短約1日で検出・同定―」だった。同技術は、農研機構が開発。新型コロナウイルスの検出にも使われているリアルタイムPCR法を用いて、サツマイモ基腐病菌を最短約1日で検出・同定することができる。従来は2週間かかっていたが、早期の診断が可能となったことで被害まん延防止対策として期待される。そのほかに、農研機構、JA全農、(株)クボタで共同開発したタマネギ直播用作業機がトピック③に、(株)デンソー、立命館大学、農研機構がV字樹形のリンゴなどを対象とした果実収穫ロボットの開発がトピック⑤に選ばれた。

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