自動化がさらに進む、田植機
- 2021/11/1
- 特集
- 農機新聞 2021年(令和3年)11月2日付け
日本農業を取り巻く環境が大きく変化してきている中、近年では農地の集約による経営の大規模化などが進行している。その一方、経営面積が急激に大きくなったことで作業体系の再構築やほ場管理がうまくできなくなったり、人出不足の影響など、収量や品質の低下に悩まされる農業者も出てきている。こうした課題解決に、ICTやロボットなどスマート農業技術を活用した作業効率化が求められているが、近年、田植機においてもGPSアシスト操舵機能を持つ田植機や可変施肥田植機など、高精度、作業能率の向上を図れる機種が続々登場。高性能田植機が現在では特別なものではなくなってきている。