卒寿を迎えた私の農機化人生回顧⑤(元高知県農業試験場職員 /元久保田鉄工株式会社社員/元国際協力事業団専門家)山本 義輝
- 2021/10/4
- 業界, 話題
- 農機新聞 2021年(令和3年)10月5日付け
一.農機各社幹部の来場=クボタ農機販売店の社長が来られ「耕耘爪の材料はバネ鋼」と言われたが、どのようなものか分からない。長野県塩尻から大阪精米機製作所の社長が来られ「当社のカンリウ式精米機の螺旋は耐摩耗性のチルド鋳鉄」と説明されたが、どのようなものか分からない。岡山県佐藤農具の社長が来られたとき、私が農試に就職早々で発動機のことを知らないので「この石油発動機はスピー印で弊社の製品です。ここが気化器で人の口に相当、これが吸気弁と排気弁で鼻のようなもの、ここが気筒で胃袋のようなもの…」と説明され、容易に理解できた。