JFEエンジニアリング、ビッグデータ解析総合サービス
- 2021/9/21
- 技術
- 農機新聞 2021年(令和3年)9月21日付け
JFEエンジニアリング(株)は、施設園芸事業者向けに農業ビッグデータを活用する総合サービス「AIアグリフォース」の提供を開始した。施設園芸におけるデータ活用の動きが加速している。同社は工場やプラントなどの製造業・エネルギー事業向けとして、ビッグデータの収集・可視化・分析・機械学習を一貫して行うAIプラットフォーム「Pla’cello」(プラッチェロ)をこれまでも展開している。プラッチェロはITの専門知識がなくてもAIの利用やビッグデータ解析が可能で、かつ容易な操作で操業解析、予兆検知、需要予測、画像診断などを行うことができるツールとして評価されている。AIアグリフォースではこのプラットフォームの機能を応用し、温度・湿度・日射量・CO2濃度など、室温環境に関する膨大なデータを施設園芸事業者に提供する。