北海道土を考える会、第44回夏期研修会

北海道土を考える会(田村裕良会長)は7月10日、第44回夏期研修会を上富良野町の土の館ホワイト農場で開催し、当日は全道より40人が参加した。今回、テーマを「地力と作業性を向上させる緑肥と土壌の混和について」とした。同会によると、長年にわたり高収量・高品質の確保に向けて有機物の施用が行われてきたが、多くが化学肥料に代替され減少してきた。しかし昨今、その化学肥料の国際的な需要の高まりから高騰が続く中で、輸送コスト等の課題がなく、自作地内で完結できる緑肥による有機物施用が見直されてきているとのこと。そこで今回、従来の20インチの格子ボトムを装着した深耕リバーシブルプラウと、新型で13インチのスリックボトムを装着した浅耕リバーシブルプラウで圃場を反転。事前に埋め込んだゴルフボールを会員が探し出し、進行方向や横方向、深さの移動量、緑肥の鋤きこみ位置などを確認。

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