佐藤農機鋳造、新型ミニトマト選別機を発売
- 2021/7/5
- 業界
- 農機新聞 2021年(令和3年)7月6日付け
佐藤農機鋳造(株)農機事業所は、独自の「スリットドラム式」を採用した新型ミニトマト選別機を発売した。型式は4分類タイプの「ASF304MT」をはじめ、5、6、7、8分類タイプまでの5つ。単相100V60Wスピードコントロールモーターを標準装備し、実を傷つけにくく、いずれの型式も最大で毎時約1.5tを処理することができる。従来のドラム式は側面に丸い穴が開いており、その穴の大きさの違いで実を選別するが、新型のスリットドラムは桟の隙間(スリット)で選別する仕組み。桟の隙間は19~45mmの範囲で選択することができ、ミニトマトの選別規格は産地によって様々だが概ね21~36mmの間なので、どの産地にも対応可能。また、スリットドラムを交換するだけで選別規格が変更でき、ドラム交換はワンタッチで簡単にできる。