オーレック、光学式床殺菌機を開発
- 2021/7/5
- 業界
- 農機新聞 2021年（令和3年）7月6日付け
（株）オーレックは現在開発中の光学式床殺菌機械へ搭載する「UV―LED」を用いたウイルス･菌7種の不活化試験において、その有効性が確認されたことを発表した。同社は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）による、令和2年度ウイルス等感染症対策技術開発事業 「課題:UV―LEDによるウイルス不活化に特化した製品の開発」の支援を受けている東京エレクトロンデバイス（株）と協業している。UV―LEDを用いて、（株）中部衛生検査センターと新型コロナウイルス（SARS―Cov―2）の不活化試験を行ったところ、5月にウイルス減少率99･9％以上の有効性が認められた。さらに同月、北里大学大村智記念研究所にて、 薬剤耐性菌4菌種の菌数減少率99･9％以上の有効性が認められた。
