収量を維持する土壌消毒

同じ作物を同じ畑で作り続けると問題になる連作障害。同種・同科の作物を同一ほ場で繰り返し栽培すると、根から放出される生育阻害物資が土中に蓄積したり、その作物を好む特定の土壌病原菌や土壌害虫が大量に増加してしまい、生育障害を引き起こす。連作障害では、作物の収量や品質が大幅に落ちるだけでなく、そのまま放置すると、まったく作物が育たなくなることもある。連作障害を避けるのに有効な手段として輪作があるが、専門農家や大規模産地などでは、一定の生産量を保つために連作が避けられないこともある。そのようなときに効果的なのが土壌消毒。ここでは、主な土壌消毒法を紹介するとともに、環境にやさしいとされる土壌還元消毒についてみてみる。

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