自給飼料増産の取り組み
- 2021/6/21
- 特集
- 農機新聞 2021年(令和3年)6月22日付け
国内の畜産経営における飼料供給割合は粗飼料が20%、濃厚飼料が80%となっている。粗飼料の自給率は77%を占めるが、濃厚飼料は大半が輸入に頼っている現状で、自給率(概算)は12%にとどまり、飼料自給率は全体で25%となっている。飼料原料を過度な輸入に依存した畜産から転換し、国産飼料に立脚した畜産を確立することは飼料コストの低減、畜産の経営基盤の強化にもつながってくる。自給飼料の最近の動向について紹介する。