キャニコム、ラジコン式下刈り作業機を開発

(株)筑水キャニコムは林野庁補助事業(令和2年度林業成長産業化総合対策補助金等 林業イノベーション推進総合対策のうち省力化機械開発推進対策)による「ラジコン式下刈り作業機」の開発事業が完了し、宮崎県・岐阜県にて実証実験を行ったことを発表した。同社では、2019年6月に傾斜30度未満の林地の地拵えや下刈り作業を可能とした多目的造林機械「山もっとジョージ」を発売。実演会を中心とした推進を行う中で、「急傾斜の林地で使用したい」、「安全のために離れて操作したい」、「植栽済み林地での下刈り作業を行いたい」といった声があり、これらの声をもとに同製品の開発に取り組んだ。実証試験は、傾斜角度が5~40度の人工林で行い、性能や作業コストを確認。結果として約40度の傾斜地でも、安定した走行ができ、下刈り作業が可能であることが示された。

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