県立広島大学、「農業版MaaS」利活用
- 2021/5/10
- 技術
- 農機新聞 2021年(令和3年)5月11日付け
県立広島大学の庄原キャンパスでは、(ICT)やAI、ロボットなどを活用したスマート農業の実証実験に取り組んできた。このほど庄原商工会議所や地域の農業従事者とコンソーシアムを組み、広島県と島根県の県境にある中山間地域でスマート農業の仕組みを活用して農機具をシェアリングするサービスを計画、農研機構により、令和3年度の「スマート農業実証プロジェクト」の事業に採択された。ICTなどを活用した交通網のシェアリングサービスとして各方面での実証が進むMaaS(Mobility as a Service)を農業分野に初めて転用する「AaaS(Agriculture as a Service)」と定義づけた。MaaSでいう交通手段を、AaaSでは農機具に置き換えた考え方。