熱中症、未然に防ぐ対策を

農林水産省・生産局の通達によると、このほど公表した「令和元年に発生した農作業死亡事故の調査結果」において、農作業中の熱中症による死亡者数は29人に上り、同区分で調査を開始した平成16年以降、過去2番目に多い死亡者数となった。また例年7、8月の発生が多い一方、3―6月でも発生している。今夏も暑熱環境下での農作業中の熱中症対策が重要となるが、農業従事者の中には熱中症の具体的な症状が分からず、知らず知らずのうちに熱中症にかかっている人が多くいるという。特に高齢農業従事者は脱水しやすいため、こまめな水分と塩分の補給や休憩を周囲の人が協力して声かけを行う等、重点的な対策が必要となる。そこで、夏の農作業に向け、熱中症の怖さや、どんな注意が必要か見てみる。

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