コンバイン市況など

コロナ禍の影響により、市況は先行き不透明感が増している。ここでは、改めて(一社)日本農業機械工業会が公表している農業機械の出荷実績から、コンバインの需要動向を見てみたい。日農工統計よりコンバインの最近10年間の出荷動向の推移を見ると、国内向・輸出向を合わせた出荷台数は、平成25年に2万5581台でピークを迎えた後、排出ガス規制などの影響で26年は前年比約3600台減、27年は約4000台減と大幅に減少し2万台を下回った。その後、29年までほぼ横ばいの漸減傾向であったが、30年からやや増加に転じ、令和元年では1万6057台となっている。

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