不良粒を除去、色彩選別機
- 2020/7/27
- 特集
- 農機新聞 2020年(令和2年)7月28日付け
ひと昔前であれば、精米された米粒の中に石粒などの異物や黒ずんだ米が入っていても、大きな話にはならなかった。しかし、今の時代は品質の問題として大きくクローズアップされ、白米といえば白い米しかないというのが当たり前になっている。防除をしっかり行ってもカメムシ類による斑点米の発生など米農家の苦労は絶えない。「色彩選別機」はこうした着色粒の混入などを限りなく抑え、品質の良い米を出荷することができる。最近の色彩選別機の概況を紹介する。