政府、農林水産業・地域の活力創造本部開催

政府は6月26日、農林水産業・地域の活力創造本部(第28回)を書面による持ち回りで開催した。農林水産政策の展開方向として「食料安全保障の強化」と「農林水産政策の推進」の2つが議事とされ、いずれも了承された。安倍晋三内閣総理大臣は、食料の安定供給について、穀物の輸出制限などの供給リスクが高まっていることを踏まえ、生産基盤・サプライチェーンを強化することで輸出の拡大と供給余力を高め、食料自給率・自給力の向上を図っていくことが必要とし、食料安全保障の強化を図るための政策の見直しを精力的に進めるよう指示した。

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