農林省、作業安全の共通規範で文章案検討

農林水産省は、業種の垣根を超えた産業安全対策を議論する場として、有識者を交えた「農林水産業・食品産業の現場の新たな作業安全対策に関する有識者会議」の第3回会合を7月1日に開催、作業安全に対する共通規範の文章案および業種ごとの具体的な個別規範の素案を示した。新たに活用方針なども示され、ポスターのようなものにまとめ現場に掲げられるようにする、チェックシートの形に整理し現場の再点検に利用してもらうなど、事業者が自主的に活用するためのプランや、各種補助事業において作業安全などの推進すべき取り組みに関する要件を設定する「クロスコンプライアンス」について幅広い事業で安全対策の実施を要件化していくこと、チェックシートを活用した現場分析など行政側の活用プランが紹介された。

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