大雪に備えて、除雪機
- 2020/11/30
- 特集
- 農機新聞 2020年(令和2年)12月1日付け
雪国には欠かせない除雪機。降雪の多い地域では、朝夕の2回は除雪作業を行わないと、家から外に出ることすらできなくなる。ここ2年ほど暖冬が続き、全国的に降雪量もかなり少なかったが、その前の平成30年1―2月は、北陸では大雪により交通網が麻痺し生活物資が不足するなど経済活動に支障が出た。普段は雪の少ない関東甲信越や東北太平洋側の平野部でも、大雪により交通障害やライフラインの被害が発生した。今冬の降雪予想によると、東―西日本の日本海側では多くなる可能性があり、昨冬降雪量が少なかった地域でも増えることが見込まれ注意が必要だ。ここでは、大雪対策には必須となる除雪機と今冬の降雪傾向について見てみる。