日農工、令和5年度地方大会を高知で開催~農機の需要見通し

(一社)日本農業機械工業会(木股昌俊会長)は9日、「令和5年度地方大会」を高知市本町のザ・クラウンパレス新阪急高知で開催した。冒頭、木股会長が挨拶し、大会出席への謝意と、今年立て続けに起きた大きな気象災害の被災者への見舞いを述べた上で、国内の農業生産について「令和5年産水稲は、9月25日現在の作況指数が全国平均で100の平年並みと予想され、米価は9月の全銘柄平均の相対取引価格が前年同月比110%の1万5千円強となっている」と話した。次に、農機業界の状況については「日農工の統計によると、今年1~9月の累計生産・出荷実績は、生産額が3271億円(前年同期比99%)、出荷額は3322億円(同96%)。農業資材価格の高騰、気象災害による収量と品質の悪化などにより小規模農家の機械投資意欲が減退している一方、担い手層への農地集積により大型機種の需要が増え、国内向け出荷額は1983億円(同107%)と増加している。

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