スマート農業(施設園芸)の動向
- 2022/9/26
- 特集
- 農機新聞 2022年(令和4年)9月27日付け
ロボット、AI、IoTなど先端技術を活用する農業である「スマート農業」は施設園芸分野で導入が進んでいる。農業の従事者減少、担い手の高齢化問題などを解決するため、これから必要とされるスマート農業について、これまでの導入事例や開発状況、課題について考えてみたい。施設園芸におけるスマート農業では、農業の経験者が持っている生産技術やノウハウをデータ化することにより、①環境・生育データに基づく低コストで最適な環境制御②作業の自動化による生産・出荷作業の大幅な省力化③作業データ・収量予測等に基づいた生産管理―を実現する。