JA全農、海外原料価格の高騰について対応を説明

JA全農は7月27日に行った令和3年度の事業報告会で、野口栄代表理事理事長が喫緊の課題となっている海外原料価格の高騰について、全農の対応を説明した。【海外からの安定調達に向けた対応】=肥料原料は既存の調達先に加え、調達先を多元化することで対応。中国に依存していた「リン安」は、取引関係のあったモロッコからの仕入れにシフトさせ、中国の輸出規制への対応を進めている。ロシアから調達していた「塩化加里」は、カナダからの仕入れを増やすことで対応し、これに加え一部中東などからの調達で安定確保に取り組んでいる。「尿素」についてはすべてをマレーシアから調達していることから、引き続き安定的な調達に努めていく。飼料原料はアメリカだけではなく、ブラジルやカナダなど産地多元化をはじめ、全農グレイングループの船積能力拡張により安定調達に取り組んでいることを説明。

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