農林省、令和4年農業構造動態調査~100万経営体割り込む
- 2022/7/11
- 行政
- 農機新聞 2022年(令和4年)7月12日付け
農林水産省はこのほど、令和4年2月1日現在の農業構造動態調査結果を公表した。全国の農業経営体数は、97万5100経営体で前年比5・4%減、2005年の調査開始以来はじめて100万経営体を割り込んだ。農業従事者の高齢化と離農の進行は留まらず、さらなる対策が求められる。2005年の農林業センサスから農業経営体数を見てみると、200万9380経営体となっている。全数調査の農林業センサスに対し、農業構造動態調査は標本調査から把握した推定値のため、一定の誤差を含むが、この17年の間に農業経営体数は半減しており、弱体化する生産基盤を強化するためにも、喫緊の対策が求められる。