日農工、第59回定時総会を開催

（一社）日本農業機械工業会（木股昌俊会長）は5月31日、第59回定時総会を東京都港区の八芳園で開催。コロナ禍のため3年ぶりに対面で行われた。今年度も農業･担い手を支援すべく、スマート農業、オープンAPI、大型農機の公道走行手続きの円滑化、農作業安全の推進に加え、カーボンニュートラル実現に向け、農機の電動化や燃料の脱炭素化に取り組む。今年度は、技術･安全･環境に関する事業として、農作業安全、安全性検査、排出ガス規制、リコール制度、型式認定申請、標準化、油脂技術、ロボット農機、作業機を装着したトラクタの公道走行などへの対応を進める。また貿易振興に関する事業として、農機生産の主要13カ国･1地域の業界団体で構成されるアグリエボリューションに参画し、日本の農機業界の発展につながるよう国際的合意形成に努める。