日農機協、第64回定時総会開く

(一社)日本農業機械化協会(雨宮宏司会長)は5月31日、東京都港区の八芳園で第64回定時総会を行った。対面形式での総会はコロナ禍の影響もあり、令和元年の第61回以来3年ぶり。冒頭、雨宮会長は最近の社会・経済情勢の農業現場の現状などに触れ、「日本の農業は持続可能性に関わるさまざまな課題が顕在化している。担い手の経営拡大、産地の生産力拡大、環境負荷を軽減する生産体系への転換、輸出向けの産地育成など各課題に対し、農業機械の果たす役割はこれまで以上に大きくなると確信している」と述べた。令和4年度は3年度同様、昨年農林省が策定した「みどりの食料システム戦略」の方針、同省が設置した農作業安全検討会からの提言を踏まえ、高性能で安全かつ合理的価格の農業機械・施設の普及、農業者が求める新型機械の実用化、農作業の安全確保や長期的効率利用による利用コストの低減を進める方針。特に4年度はICT・ロボット農機が普及してきた一方、農作業事故発生数が減少をみせないなどの状況を踏まえ取り組みを進める。

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