井関農機、有機米デザインと業務提携

井関農機(株)は10日、有機米デザイン(株)と、有機農業の普及発展に向け、稲作用「自動抑草ロボット」の開発と販売に関する業務提携を締結したと発表した。また同日、茨城県坂東市の(有)アグリ山﨑のほ場でお披露目会を開催した。2050年カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現に向け、農林水産省の政策方針「みどりの食料システム戦略」が示され、その達成に向け有機農業の取り組み面積割合を25%に拡大する目標が掲げられている。稲作における有機農業では水管理/除草作業が慣行栽培に対し時間がかかることが課題で、同社ではこれまで水管理作業の省力化に向けICT技術を用いたスマート水位センサの提案や自治体との連携によるスマートオーガニックの実証などに取り組み、有機農業拡大に向けた技術提案を行ってきた。今回、有機米デザインと提携することで自動抑草ロボットの早期社会実装を目指していく。また自動抑草ロボットにより除草作業を効率化したスマートオーガニック技術を進化させ有機農業の普及拡大を図るとともに、脱炭素社会に向け積極的に取り組んでいく。

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