取り組み拡大、自給飼料

国内の畜産経営における飼料供給割合はTDNベースで粗飼料が20%、濃厚飼料が80%となっている。粗飼料の自給率は76%を占めるが、濃厚飼料は大半が輸入に頼っている現状で、自給率は12%にとどまっている。飼料原料を過度な輸入に依存した畜産から転換し、国産飼料に立脚した畜産を確立することは飼料コストの低減、ひいては畜産の経営基盤の強化にもつながってくる。自給飼料の最近の動向について紹介する。

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