やまびこ・iLabo、水素エンジン発電機~フォーミュラEで初稼働
- 2024/4/8
- 業界
- 農機新聞 2024年(令和6年)4月9日付け
(株)やまびこは、i Labo(株)と水素エンジン発電機の実証機を共同開発し、3月30日に東京都江東区有明で開催されたフォーミュラE2024Tokyo E―Prixで初稼働した。同機は、100kVA Shindaiwa発電機をベースにiLaboが水素燃料で運転可能なエンジンに転換する水素化コンバージョンを実施したもので、水素燃料を燃焼することから運転時のCO2排出を限りなくゼロにする。今回、フォーミュラEイベント会場では、10台のフードトラックへの調理などに不可欠な電力の継続的供給が要求されていたが、イベント開始の午前11時からイベント終了の午後6時まで、7時間にわたり安定した連続稼働と電源供給を実現。