クボタ、営農型太陽光発電の活用~農地で発電、自社工場に供給

(株)クボタは、栃木県、茨城県など北関東の農地で営農型太陽光発電事業を開始する。営農型太陽光発電設備下での農業生産の実績がある(株)グリーンウィンド(栃木県芳賀郡芳賀町)と連携し、農業振興への貢献と脱炭素化の推進の両立を目指していく。クボタは、2021年公表の環境ビジョンで2050年のカーボンニュートラル実現を目標に掲げている。その一環として、営農型太陽光発電の導入と、発電した再生可能エネルギーの活用に向けた検討を進めてきた。今回は、最初の取り組みとしてグリーンウィンドと連携し、栃木県、茨城県などの耕作放棄地を含む農地(総面積20ヘクタール)に年間発電量約570万kWh、遮光率約30%の発電設備を設置。今年7月から順次稼働予定している。発電した再生可能エネルギーは、同社の筑波工場(茨城県つくばみらい市)へ全量供給、同工場の使用電力の約9%相当が再生可能エネルギーに置換され、年間約2600tのCO2削減を実現する。

最近の投稿

web版ログインページ

新農林社の出版物

週刊「農機新聞」

月刊「機械化農業」

「農業機械年鑑」

「農機商工業信用録」

「農機価格ガイド」

「AMA」

ページ上部へ戻る