技術開発は進む、防除機
- 2024/2/5
- 特集
- 農機新聞 2024年(令和6年)2月6日付け
みどりの食料システム戦略では、化学農薬や肥料の使用量削減が目標として掲げられているが、現状の農業では、病虫害防除や除草のための農薬散布が欠かせない。噴霧器・散粉器による手作業から、動噴、スプレーヤ、ドローンなど、作物に応じてさまざまな機器が使用され、さらなる省力化や農薬被爆・ドリフトの低減が進められている。水稲では除草剤散布ボートも根強い人気だ。SS(スピード/ステレオスプレーヤ)では保護フレーム付きなど、転落・転倒事故時の安全性の向上も図られている。ここでは、近年発売・発表された防除関係の機器や需要動向について見てみる。