農研機構、餌探しを〝すぐにあきらめない〟天敵昆虫育成

農研機構はこのほど、野菜類の重要害虫として知られるアザミウマ類の天敵として利用されている「タイリクヒメハナカメムシ」について、餌となるアザミウマの密度が低くても長い時間にわたり粘り強く餌探しをする〝すぐにあきらめない〟性質を有する系統を育種で選抜・育成することで防除効果を高められることを明らかにし、17日、都内で記者向けの成果説明会を行った。この成果は今後、これまで天敵利用が難しかった作物や栽培環境など多くの場面で有効な天敵の選抜・育成に応用できる可能性があり、みどりの食料システム戦略の推進に貢献することが期待されている。

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