農林省、令和5年8月分の農作業死傷事故

農林水産省は令和5年8月分の農作業死傷事故の発生状況を公表した。農作業死傷事故は34件となった。農業機械作業に係るものは20件。また、死亡事故のうち半数の6件は乗用型トラクタによるもので、横転したトラクタに足が挟まれたまま死亡していた事故も報告されている。またスピードスプレヤーによる死亡事故も3件報告され、いずれも運転中に果樹の枝などに挟まれたことが事故要因のひとつと考えられる事故となっている。全国的に農作業が最も忙しくなる時期だが、同省では、シートベルトの着用をはじめとする各作業の基本的な安全対策をもう一度確認するよう呼び掛けている。

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