エネルギーや新市場活用進む木質バイオマス

世界各国政府の代表や科学者、国際機関らで構成する国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が公表した第6次評価報告書では、地球温暖化が人為的な活動によるものであることは疑う余地がないと明言している。世界ではカーボンニュートラル・脱炭素化に向けた取り組みを加速させており、日本でも2050年までにカーボンニュートラルを実現させることを目標として掲げている。農林水産省でもみどりの食料システム戦略を策定し、脱炭素社会、持続可能な農業への転換を図ろうとしているが、その達成のためには温室効果ガスの排出を少なくするのと同時に、吸収源となる森林の整備や木材の利用の促進も重要となっている。エネルギーとしての利用拡大や木質成分に着目したバイオマス利用などの研究も進む木質バイオマスの動きをみてみる。

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