園芸作物のロボット化に向けて

国の事業をはじめ、近年ではさまざまなスマート農業技術の開発・実証が行われている。農業従事者が著しく減少する中で生産性を向上・維持させるためには、さらなる省力化・効率化できる技術が必要で、土地利用型、特に稲作用のトラクタ、田植機、コンバインなどの大型機械から自動化・ロボット化が進められてきた。一方、野菜・果菜、果樹などでは、重労働となる防除や収穫作業などにおいて機械化が求められてきたが、樹形などの問題から困難とされてきた。しかし、機械を導入しやすいV字ジョイント樹形の開発・導入など、樹形を含めた栽培体系全体の見直しが進められ、近年では運搬車をベースとした防除や草刈り・収穫作業をこなす小型ロボットが開発され、数年前からは一部市販化も始まった。ここでは、国が推進しているスマート農業関係事業から、施設園芸に関するロボット開発について見てみる。

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