種類豊富な肥料・堆肥散布機

良い作物を作るには良い土づくりが欠かせない。作物に必要な養分を補い、肥沃度や物理性、生物性を改善させるために肥料や堆肥を用い、地力の改善･向上を図ることが重要となる。適期に適正な量を投入することは品質、収量だけでなく、コストや環境負荷低減の観点からも大事になっている。近年では圃場整備や大型機械作業による土壌物理性の悪化の懸念や、みどりの食料システム戦略に掲げられている化学農薬、化学肥料の使用量低減、有機農業の拡大の推進など、これまでの生産体系から、持続可能な農業という観点も重要視されており、改めて土づくり、肥料や堆肥の考え方が問われるようになってきた。こうした中、肥料･堆肥散布機もGPSや収量コンバインなどICT技術を活用した高精度施肥が可能なものや環境負荷低減に資する機器など幅広くラインアップされている。