小麦など店頭販売 価格の値上げによる生活者の影響ほか
- 2022/9/20
- 資料
- 農機新聞 2022年(令和4年)9月20日付け
マーケティングリサーチの(株)インテージは、全国約6千店舗より収集している小売店販売データ、SRI+(全国小売店パネル調査)をもとに、原油や原料費の高騰が続き日用消費財メーカーなどが商品の値上げを発表する中で、生活者がどのような影響を受けているのか、実際に購入をする店頭販売価格の値上げについて調査した。【調査結果】=『小麦関連の値上げが拡大。主食、調味料など食卓への影響が大きいものに広がりが』 サプライチェーンの混乱や原材料費の高騰などで、値上げ局面が続く現状。7月に入り、さらに影響が拡大していることが分かった。生活者が実際に商品を買うことになる店頭販売価格で、顕著な変化を見せたのが小麦関連。小麦粉は本格的な値上げ前の2020年平均に比べて113%、毎日の食卓に欠かせない食パンも110%と、ついに2ケタ増にまで到達した。