農林省、第6回農作業安全検討会~SSも分科会で議論

農林水産省は7月25日、農業機械の安全対策を推進するために農業者・農業者団体、労働安全に係る有識者、農機関係団体で構成する「農作業安全検討会」の第6回会合をオンライン開催した。昨年5月に公表した対策強化の方向性を示す中間取りまとめ後、同9月、12月に進ちょく状況を確認してきたが、今回はその後の取り組み状況などが報告された。農業機械の安全対策の強化については安全性検査は新たな仕組みで令和7年度からの運用開始に向け、安全装備として乗用型トラクタのシートベルトリマインダー、シートスイッチの基準化に向けて、農研機構と農機メーカー間で検査基準案の議論が進められてきた。その過程において、スピードスプレヤー(SS)についても抜本的な安全対策の強化が必要になっていることが分かり、新しい項目としてSSの分科会を立ち上げ、6月に第1回分科会で新たに基準化すべき安全対策(転落・転倒、挟まれが重点)の議論が始まった。

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