農林省、農政審議会で食料・農業・農村白書案

農林水産省は4月21日、食料・農業・農村政策審議会企画部会を開催し、令和3年度食料・農業・農村白書案を審議した。3月に行われた同部会では白書骨子案を検討。そこで委員から出た意見などをもとに調整・修正が行われた。前回示された骨子案では7つのトピックスがあり、最後の7項目目に「新型コロナウイルス感染症による影響が継続」が取り上げられていた。議論の中で委員からはコロナ禍により、生乳、花き、米、砂糖など多くの品目で影響が出ていることの記載や、影響と対応について消費者や事業者の協力など関係者の取り組みで効果が出ていることの記載などの要望も出ていたことから、今回の案ではトピックス①にコロナの話題を配置。テーマ自体に変更はなく、続いて「みどり戦略」「輸出額1兆円突破」「スマート農業・農業のDX推進」「新たな国民運動〝ニッポンフードシフト〟」「加工食品の国産原料使用の動き」「半農半X」について取り上げる。

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